FXでスキャルピングとデイトレード儲かるのはどっちなのか解説!

FXをする時のトレードのスタイルってありますよね?

「スキャルピング」や「デイトレード」なんか代表的です。

しかし、これって一体どっちが儲かるんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

今回はそんな疑問について解説していきます。

 

・スキャルピングとデイトレードの比較

・それぞれのメリット、デメリット

・どんな人が向いているのか?

上記3点について解説していきます。

どっちが儲かるのか?自分に当てはめて読んで下さい。

スキャルピングとデイトレの比較

ここではスキャルピングと、デイトレードについて比較していきます。

違いを理解して、自分にあったスタイルを選んでください。

 

スキャルピングとデイトレードで一番大きな違いは、獲得・損失pips、つまり利益と損切りの幅です。

FXは獲得pipsが大きければ大きいほど利益になります。

逆に損失pipsが大きければ大きいほど、損失も増えてしまいます。

これはお金だけでは無く、精神的にも大きな影響が出ます。

 

例えば10,000通貨で0.1ロット、1pipsが100円だった場合では10pipsなら1,000円になり、50pipsでは5,000円になります。

レバレッジを大きくかけていけば、そのぶん儲ける金額も大きくなります。

勝った時は良いですが、負けた時はきついものがあります。

スキャルピングもデイトレードも良し悪しがあるので、自分に合ったスタイルを選んで下さい。

次項ではそれぞれの「メリット・デメリット」について解説します。

 

スキャルピングが儲かりやすい相場

スキャルピングが儲かりやすい相場は、レンジ相場です。

レンジ相場は相場の勢いが弱く同じ価格帯で波形が何回も上下するので、反転するポイントで利益が取りやすくなっています。

エアホッケーで円盤を弾くと、壁に当たってカンカンと行ったり来たりしますよね?

その壁に当たった時と反対の壁に当たった時に、トレードして行くようなイメージです。

 

ただこれはいわゆる「逆張り」なので、イメージしたものと違う動きをしたら撤退するようにしましょう。

スキャルピングのメリットは、短時間で何回もトレードして小さい利益をコツコツ積み上げるところです。

そのため損失も小さくて済むので、何回もチャレンジできます。

あくまでも自分の資金を守ることに意識を向けた方が、結果的に利益も出やすくなります。

レンジ相場で勝率を上げつつ、何回もトレードすることで利益を獲得していきましょう。

 

スキャルピングが向かない相場

先ほどとは逆に、スキャルピングに向かない相場はトレンド相場です。

トレンド相場は買い・売りの勢いが強く、急に価格が上下します。

スキャルピングは短時間でトレード回数をこなして、利益を上げていくスタイルです。

なので急に価格が上下すると、利益が上がれば良いですが予想外の損失を被ることもあります。

 

みなさん買い物で、予想外の金額になってしまったことはありませんか?

お会計に行ったは良いけど、できればキャンセルしたい…みたいな。

その感覚でキャンセルできずに、そのままお会計しなければいけないイメージです。

やめておけば良かった…そう思うはずです。

FXでは資金を守ることが大原則なので、予想外の損失は明らかなデメリットになります。

スキャルピングでは価格が急に上下したら、すぐに損切りして損失を抑えて下さい。

 

スキャルピングが向いている人

スキャルピングに向いている人は、感情に流されず機械的にトレードできる人です。

1日に何回もトレードするので、感情に流されていては勝負になりません。

負けてムキになり、トレードしなくて良い場面でもトレードしてしまう…それでは勝率も下がってしまいます。

感情に流されず落ち着いて、自分の決めたトレードルールに沿える人がスキャルピングに向いています。

 

デイトレードが儲かりやすい相場

デイトレードで儲かりやすい相場は、トレンド相場です。

1日単位で1回~数回のトレードになるので、トレンド相場で勢いに乗れば時間経過で獲得pipsも大きくなります。

デイトレードのメリットとしては、スキャルピングが1回のトレードで0~10pipsなのに対し、デイトレードでは10~50pipsが獲得pipsの目安になります。

時間足も長めに見るのでテクニカル分析も効果があり、日をまたぐトレードの場合は、通貨によってはスワップポイントの獲得も狙えます。

トレンド相場が来たら、積極的にデイトレードをして利益を獲得してみてください。

 

デイトレードが向かない相場

デイトレードが向かない相場は、レンジ相場です。

デイトレードでは1日単位でトレードして行くので、レンジ相場だと価格の動きが鈍く自分で設定した利益確定・損切りラインまで到達しないことが多々あります。

 

数日経っても利益が得れるのであれば、それでも良いのかもしれません。

しかし相場の動きを待っている間に、経済指標や大きいニュースがある可能性もあります。

このようなファンダメンタル要素は、価格が予想以上に動きます。

それまでトントンくらいだった含み益が、一気に損切りラインを越えるなんてことも良くある話です。

デイトレードをする時はなるべくレンジ相場は避けて、トレンド相場でトレードをすると勝率が上がります。

 

デイトレードが向いている人

デイトレードに向いている人は、エントリーを待てる人です。

1日に1回~数回が目安のトレードなので、良いタイミングでエントリーする必要があります。

相場を待てず何回もエントリーしてしまう人を「ポジポジ病」と言いますが、こういう人は向いていません。

相場の流れを見て、適切なタイミングまでエントリーを待てる。

デイトレードをするなら「待つ」スキルは必須です。

 

【結論】2つのトレードを組み合わせる

私が思う結論としては、

・利益を伸ばすならデイトレード

・補足的にスキャルピング

です。

 

デイトレードを軸にして、補足的にスキャルピングで利益を増やしていく…。

これがスタイルとして最も安定しています。

 

スキャルピングだけだとトレード回数が多いので、負けてしまう確率も当然上がります。

デイトレードだけだと相場の流れによっては決済できず、思ったようにトレードできないこともあります。

スキャルピングとデイトレードの組み合わせで、継続的・安定的に儲けることができるのです。

ただ向く人・向かない人もいます。

向いていないスタイルでトレードしても勝率が下がってしまうので、あくまでも自分の性格やスタイルに合った方法を選んでください。